2022-04-21
神奈川県 新築住宅でのフロアコーティング施工 R4.4.19
before
after
4月に入りだいぶ気温があがってやっと春らしい陽気になってきましたね。
今年3月、年度末のご新築のお引渡清掃はコロナ禍であるにも関わらず大変な繁忙期を迎えました。(弊社での新築のお引渡し清掃は782件稼働)
ご新居を購入し4月から新たな生活を迎えられた方々も多々いらっしゃるかと思います。
このたび、今回の3月のお引渡し物件の中からお取引先よりご新居のフロアコーティングの依頼がございましたのでその内容をご紹介させて頂きます。
◆今回の施工内容は
2階の居室すべてとリビングダイニングキッチン、2階のホールと玄関ホール、階段の踏板のフローリング部は全て施工させて頂きました。
風合いのあるシートフローリングでありましたが、、施工後とても雰囲気のある仕上がりとなりました。
◆フローリングにフロアコーティングを行う必要性について
現在のご新築のフローリングはワックスレス(不要)の製品がほとんどで、表面に銘木を使用していないシートフローリングが主流となっています。
「オレフィンシート」「メラミンシート」「紙」などのシートが貼られた加工となっており、そのシート表面は印刷や塗装がされたものがほとんど。
窓際など、日光の紫外線の影響を直接受けるところでは、その塗装が数年で経年劣化してきます。
5年から10年の間で経年劣化したフローリングを部分的に張り替えようとしても、メーカに在庫が無い事がほとんどのため、フローリング全体を張り替えるかそのままの状態で我慢するしかありません。
フロアコーティングを施工する最大の目的は、お引渡しの時のフローリングの美しさをそのまま維持するための保護として捉えて頂くのが良いかと存じます。
◆施工によるメリット
➀ 水、油、汚れによるシート表面の劣化から長期間守ってくれます。
➁ お掃除が楽になります。掃除機を掛けたあときつく絞った水拭きのウェスで平型モップに張り付け拭いて頂ければ表面の汚れはすぐ落ちます。
➂ 水、油、ペットのオシッコなどは弾いてしまうので簡単に拭き取れます。シート表面が染みになることがございません。
➃ なんといっても滑り止め機能が効果的です!! それまで滑っていたペットは滑らなくなります。階段の踏板に施工することでご年配でも昇り降りが楽になります。
⑤ 長期間に渡りシート表面の劣化を防止することができます。
◆施工時に気をつけること。お施主様に気をつけて頂きたいこと。
弊社で扱うフロアコーティングは、「ミラーコート」と呼ばれるシリコン素材の液剤を使用した施工となります。
シリコン、ガラス系のコーティング液剤は、自然乾燥での硬化となりますためお引越しから逆算しての施工が必要となります。
施工後3日より硬度4H、約2週間かけて硬度5Hに硬化する設計となっています。
施工して乾燥したあと普通に人は乗れますが、椅子、ソファー、テレビや食器棚などの重量物の設置は施工後3日目以降でお願いをしております。
住まいながらの施工も事情により承りますが、、お施主様にいろいろご協力をお願いすることがありますため、やはりご新築時が向いていると考えます。
また、気温5度C以下の環境で施工すると硬化が鈍くなり、後の密着不良の原因にもなりますため12月後半から2月下旬までの激寒時期はあまり施工をお薦めできません。
◆フロコーティングは完璧ではありません
コーティングしたからと言って、椅子のキャスターでガリガリ擦ったり、重量物を落としたりすれば表面が凹んだりコーティング被膜が傷ついたりします。
よく、施工後のお引越し時に引っ越し業者さんなどがドライバーなどを落として凹んだりもします。
その場合、こちらのミラーコートは部分的な補修が可能なのが、ウレタン系の被膜が非常に硬いコーティングよりも優れていると思われるところです。
なお、コーティングしたからとペットシーツを直置きするのもお薦めできません。とりわけフローリングの目地や張り合わせ部分にオシッコで染みたペットシーツを放置していると
やがて目地にオシッコが浸透しやがてシート表面が染みとなってしまうことがありこの場合は補修が不可となってしまいます。
◆まとめ
ご新築時のフローリングを一生長持ちさせるには、やはり費用は余分に掛かりますが、フロコーティングによる被膜で保護することを強くお薦め致します。
フロアコーティングをするかどうか迷ったら(株)調和プロダクトサービスにお気軽にご相談くださいませ。
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