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シートフローリングへのコーティングの必要性を詳しく解説!

2022-03-21

一昔前では、日本家屋の床材といえば畳が主流でしたが、近年は畳に成り代わりフローリングが用いられるようになりました。

これまでフローリングという言葉は、木材の床材という意味でした。

しかし、時代が移り変わり、表面上木の部分を完全になくした「シートフローリング」が登場し、多用されています。

本記事では、シートフローリングにコーティングが必要な理由を詳しく探って解説します。

おすすめのフロアコーティングも紹介しているので、シートフローリングを長くきれいに維持したい方は、ぜひご覧ください。

シートフローリングへのコーティングの必要性を詳しく解説!

シートフローリングとは

シートフローリングとは、表面に銘木を使用していない唯一のフローリングのことです。

シートフローリングの表面には、木材ではなく「オレフィンシート」「メラミンシート」「紙」などのシートが貼られています。

これまでフローリング材といえば、木質の床材という意味であり、本物の天然木を板状にした「無垢フローリング」、もしくは複数の板を組み合わせた合板の上に銘木の化粧板を貼った

「突き板フローリング」のいずれかでした。

ちなみに、無垢フローリングは1つの木からできていて、断面が一層であることから「単層フローリング」とも呼ばれています。

シートフローリングの中にも、表面が本物の木に見える商品も用意されていますが、それはあくまでもシートに木目が印刷されているだけで、木ではありません。

現在では、マンションなどの集合住宅や一戸建てでもシートフローリングが主流となっていますが、それは以下のような複数のメリットがあるからです。

価格が安い

シートフローリングがこれだけ多くの現場で選ばれている最大の理由は、価格の安さが他のフローリングを圧倒しているからです。

シートフローリングも、種類によって価格は異なりますが、特に高額な無垢フローリングと比較するとかなり安価で、建築費用を削減できると重宝されています。

お手入れしやすい

他のフローリングと比べて、お手入れがしやすいのもシートフローリングの大きなメリットです。

別名「ワックスレスフローリング」とも呼ばれており、ワックスやオイルなどのお手入れは不要となっています。

経年劣化がしにくい

経年劣化を全く起こさないフローリングはありませんが、フローリングの中で最も長持ちするのがシートフローリングです。

本物の木ではなく、人工物であるシートが表面に用いられているため、水分や日光による影響変化が木より少ないのがその理由となっています。

寸法安定性が高い

複合フローリングと同様に、ほとんどが合板でできているシートフローリングは、寸法安定性に優れています。

縮んだり膨らんだりすることがほぼないため、床暖房にも安心して使用できます。

シートフローリングにコーティングは必要?

シートフローリングを長期間、綺麗な状態で保つにはフロアコーティングを施すことが必須となります。

「ワックスレス」フローリングとも呼ばれることから、コーティングは必要ないのでは?と考える方もいるでしょうが、ワックスとフロアコーティングは別物です。

いわゆる「ワックス」とは、美観を保つためにツヤを出すだけのものです。

シートフローリングとは、複層フローリングとして合板やMDF(中密度繊維板)という加工木材を重ねて接着した構造となっています。

その表面に木材ではなく「オレフィンシート」「メラミンシート」「紙」などのシートが貼られた加工となっており、そのシート表面は印刷や塗装がされたものがほとんど。

窓際など、日光の紫外線の影響を直接受けるところでは、その塗装が数年で経年劣化してきます。

 

また、ワックスを何度も塗り重ねると場所によりゴミを噛んだり、黒ずみが生じてくるためワックスの再施工前に何回かに一度、既存のワックスを専用に剥離剤を使用して剥離し

塗り直す必要がありますが、、この剥離作業の過程で剥離剤やその液剤洗浄のために使用した大量の水が、フローリングの張り合わせ部分に入り込み表面シートと加工材木との

接着点に入りこんで、シート表面を波のように反らせて回復不可能な状態となるほか、フローリングの寿命そのものを短くしてしまいます。

現在のシートフロアのご自宅に新築時に貼られた同じ品番のものは5年ほどでメーカー在庫から無くなってしまいます。

ゆえに、、ご新築時のシートフロアの美しい状態をいつまでも維持するためには、、「フロアコーティングは不可欠」と言わざるを得ません。

もちろん、その効果は永遠ではありませんが、あくまでも一時的な効果のワックスとは異なり、半永久的に効果が続くのがフロアコーティングの特徴でありメリットです。

他のフローリングと同じように、シートフローリングの正しいお手入れ法として、商品説明書などの注意事項に「水拭きを極力避ける」「乾いたモップや雑巾で拭く」などの表記があります。

木材で構成されているフローリングは、水分にはとても敏感であることを覚えておきましょう。

フロアコーティングは床に光沢を与えるだけでなく、半永久的に表面塗装の劣化や生活傷からフローリングを守ってくれます。

長期にわたって保護効果を得られるフロアコーティングは、シートフローリングにも必要なのです。

シートフローリングにおすすめのフロアコーティングとは

現在のフロアコーティングの分類は、大きく分けて水性か油性。

ウレタン素材かガラス(シリコン)素材に大分されます。

ウレタン系のコーティングは、UVコーティングに代表されるように硬化が早く仕上がりの硬度が非常に高いのがポイント。

シリコン、ガラス系のコーティングは、自然硬化でしか硬化しませんが、、仕上がり後の硬度が適度なので施工後不具合が起きても

部分的に補修できるメリットがあります。

なお、オレフィンシートは表面が特殊な可能になっているので、、塗布施工には経験と技術が必要となります。

なお、化粧加工または鏡面加工されたシートなどそもそもフロコーティングが施工不可なものもありますので、事前に業者選びが重要となります。

調和プロダクトサービスでは、施工可能なフローリングであるかの見極めも含めて、シートフローリングへのフロアコーティングのご相談を承っています。

ぜひご利用ください。

コラム監修者 プロフィール

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江上 孝明(エガミタカアキ)

株式会社調和プロダクトサービス代表取締役。
NTTに10年間在籍、1996年4月に同社を設立。
前職と全く異なる業界へ参入するも、高い手腕で取引先開拓を実現。
同社の前進となる事業にて、提携先の企業よりハウスクリーニング事業を引き継ぎ
現在、事業規模を引継ぎ時の4倍に成長させることに成功。

新築現場に一作業者として15年間従事していたため、現場での問題点や現場作業者の立場考え方を理解した上での会社経営を行う。

NTT在籍時代に培われたスキルを生かし、クレーム時の迅速な対応と適切なヒアリング
を得意とし、顧客満足度を高めるためのサービス供給を旨としている。
また、自身でも独自に研究を行い、理論的観点から汚れにアプローチするノウハウを多数
蓄積して現場に反映させている。

資格:2級ハウスクリーニング技士(H17.11社団法人 全国ハウスクリーニング協会(※))
※現:公益社団法人 全国ハウスクリーニング協会

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