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フローリング溝の清掃は必要?施設管理者が知っておきたい基本と対策

2025-04-27

「床は清掃しているのに、なんだかくすんで見える」そんな声が現場で聞こえていませんか?

実はその原因、フローリングの“溝”に蓄積した汚れかもしれません。
見た目や衛生面に影響を与える溝の汚れは、来訪者の印象や施設の評価に直結するポイントです。

本記事では、施設の美観や衛生管理に気を配る清掃担当者・管理者の方に向けて、溝掃除の重要性から適切な清掃方法、業者選びのコツまで詳しく解説します。

フローリング溝の清掃は必要?施設管理者が知っておきたい基本と対策

なぜフローリングの溝掃除が重要なのか?

フローリングの溝にはホコリや皮脂汚れが蓄積しやすく、施設の美観や衛生環境に悪影響を与える原因になります。
見えづらくとも、清掃の品質が問われる重要ポイントです。

溝の汚れが衛生面・印象に与える影響

フローリングの溝は、わずかな段差にホコリやゴミが入り込みやすく、湿気を含むと雑菌の温床になることもあります。
飲食店や医療施設では、衛生基準に関わる深刻な問題にもなり得ます。

さらに、来訪者や顧客が目にする場所であれば、床の見た目が汚れているだけで「清掃が行き届いていない」というマイナスイメージを与えてしまう可能性も。
清潔感の演出には、目立たない部分への配慮が不可欠です。

店舗・施設でクレームにつながりやすいポイント

飲食店や保育施設、フィットネスジムなどでは、床の隙間に入り込んだホコリや汚れがクレームの火種になることがあります。
特に髪の毛や食べカスなど、目に見える汚れが残っていると、施設の衛生意識に疑問を持たれかねません。

また、溝の汚れが悪臭の原因になるケースもあるため、定期的な溝掃除が求められます。
利用者の目線でチェックすることが、トラブル防止につながります。

日常清掃だけでは不十分な理由

通常のモップ掛けや掃き掃除では、溝に入り込んだ細かいゴミや汚れを完全に取り除くことは難しいのが現実です。
長期間放置されると、汚れが固まり、変色やカビの原因となることも。

特に目地の深いフローリング材を使用している施設では、日常清掃だけでは清潔な状態を維持できません。
だからこそ、定期的な専用ツールを使った徹底清掃が必要とされるのです。

フローリング溝掃除に使われる道具と清掃方法

効果的な溝掃除には、目的に応じた道具選びと正しい清掃方法が欠かせません。
施設の規模や利用目的に応じて最適な手法を導入しましょう。

業務用ブラシ・吸引機・高圧洗浄などの導入例

業務用の細毛ブラシは、溝の奥に詰まったホコリやゴミを効率よくかき出すのに有効です。
加えて、強力な吸引機と組み合わせれば、汚れを舞い上げずに回収できます。

さらに、頑固な汚れが蓄積している場合には、高圧洗浄機による洗浄も選択肢となります。
洗剤を併用することで、目地に染み込んだ汚れや油分まで除去可能です。

ただし、フローリング材の材質によっては水や高圧の力に弱いものもあるため、材質に適した方法を選びましょう。

人手と時間を最小化する清掃手順

効率よく清掃を行うには、あらかじめゴミの除去と予備洗浄を済ませてから、溝に特化したブラシを使うことがポイントです。
清掃エリアを区画ごとに分けて作業することで、作業漏れやムラを防げます。

さらに、乾拭きや速乾性の洗剤を活用することで、営業中の導線にも配慮できます。
定期清掃のスケジュールと連動させて清掃頻度を調整すると、管理コストと労力を抑えつつ、清潔な床を維持しやすくなります。

誤った清掃で起きるリスクと注意点

素材に合わない洗剤や道具の使用は、床材の劣化や変色、はがれの原因になります。
また、水を大量に使用すると、フローリング材が膨張・変形するリスクも。

強い薬剤を使用した場合には、換気や乾燥が不十分だと、利用者に健康被害が出るおそれもあります。
安全かつ確実な清掃を行うには、事前に素材の確認とテスト洗浄を実施し、適切な方法で行うことが重要です。

社内清掃と外部業者、どちらが最適?

コストや手間を抑えるために社内清掃を選ぶ企業も多いですが、溝掃除のような専門性の高い作業は外部業者の力を借りることで、より確実な成果が得られます。

自社スタッフでできる範囲と限界

軽度の汚れや小規模エリアであれば、日常的な清掃の延長で自社スタッフが対応可能です。
ただし、専用機材や洗剤を揃えるには初期コストがかかり、技術的な習熟も求められます。

また、日々の業務と並行して行うには時間的な制約も大きく、対応が後手になりがちです。
業務の効率を落とさずに清潔さを保つには、プロの力を借りる判断も視野に入れる必要があります。

プロに依頼するメリットとコスト感

清掃業者に依頼する最大のメリットは、専門知識と豊富な経験による確実な仕上がりです。
頑固な汚れや通常の道具では手に負えない箇所も、適切な方法で対応してくれます。

さらに、作業の時間帯を柔軟に調整できるため、営業や業務に支障をきたさずに清掃が可能です。
費用は1回あたり数万円からが目安ですが、定期契約によってコストを抑えることもできます。
長期的な視点で見れば、品質維持とコスト削減の両立が期待できます。

業者選定で失敗しないチェックポイント

清掃業者を選ぶ際は、実績や専門性、対応エリアに加え、見積もりや契約条件の透明性も重要です。
特に注意したいのが、作業範囲の明記や追加料金の有無。
事前に現地調査を行い、要望に合った清掃プランを提示してくれる業者は信頼性が高いと言えます。

また、業務終了後の報告書や作業写真を提供してくれるかどうかも、品質管理の指標になります。
価格だけに惑わされず、総合的な信頼性で選びましょう。

まとめ:溝掃除も含めた清掃品質が施設価値を左右する

フローリングの溝掃除は、見落とされがちなポイントでありながら、施設全体の衛生レベルと印象を大きく左右する要素です。
日常清掃では対応しきれない細部の清掃を徹底することで、利用者の満足度向上やクレームの防止につながります。

適切な道具の活用と、必要に応じた専門業者への依頼によって、コストパフォーマンスを維持しつつ高品質な清掃を実現しましょう。
施設管理の一環として、ぜひフローリングの溝にも注目してみてください。

コラム監修者 プロフィール

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江上 孝明(エガミタカアキ)

株式会社調和プロダクトサービス代表取締役。
NTTに10年間在籍、1996年4月に同社を設立。
前職と全く異なる業界へ参入するも、高い手腕で取引先開拓を実現。
同社の前進となる事業にて、提携先の企業よりハウスクリーニング事業を引き継ぎ
現在、事業規模を引継ぎ時の4倍に成長させることに成功。

新築現場に一作業者として15年間従事していたため、現場での問題点や現場作業者の立場考え方を理解した上での会社経営を行う。

NTT在籍時代に培われたスキルを生かし、クレーム時の迅速な対応と適切なヒアリング
を得意とし、顧客満足度を高めるためのサービス供給を旨としている。
また、自身でも独自に研究を行い、理論的観点から汚れにアプローチするノウハウを多数
蓄積して現場に反映させている。

資格:2級ハウスクリーニング技士(H17.11社団法人 全国ハウスクリーニング協会(※))
※現:公益社団法人 全国ハウスクリーニング協会

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