お役立ちブログ | 東京・神奈川・横浜でハウスクリーニングのご依頼なら調和プロダクトサービス

045-360-7181受付時間 9時~18時

お役立ちブログblog

お風呂のピンクカビの落とし方 ピンクカビの正体や発生原因、予防法を紹介!

2023-07-04

「何度洗ってもお風呂場に繰り返しピンクカビが現れるのはなぜなの?」「どうすればピンク色の汚れはなくなる?」などの疑問をお持ちの方は大勢おられることでしょう。

お風呂場のピンク色の汚れは、実はカビではなく酵母菌です。
その正体を把握して適切に対処することで排除できます。
お風呂掃除の際に、洗剤だけではなくエタノールを使用すると効果があります。

このコラムでは、ピンク汚れの正体を詳しく解説したうえで、効果的な除去方法や予防方法を紹介します。
お風呂のピンク汚れとさよならしたい方は、ぜひチェックしてみてください。

ピンク汚れの正体とは?クエン酸を使用した除去方法や予防法を紹介!

お風呂場のピンク色の汚れの正体とは

お風呂場の床や壁、排水口、シャンプーやリンスなどのボトル、椅子、ゴムパッキンなどでよく見かけるピンク色の汚れの正体は、「ロドトルラ」という酵母菌です。
微生物の一種でカビとは異なるものですが、放置することでカビの発生原因にもなってしまいます。

ロドトルラの特徴は、カビと同様に石鹸カスや皮脂を餌にし、高温多湿な環境を好むところです。
カビよりも少ない餌で早く繁殖するため、ピンク色の汚れを見つけたら間もなくカビが生えると考え、スピーディーに対処しなくてはいけません。

ピンクカビが発生する原因とは?

ピンク色の汚れは、カビが発生するサインとも言えます。

ロドトルラは高温多湿の環境で発生するため、似た環境で育つカビも発生する可能性が高くなります。

そのため、まだピンク色の汚れの状態から対策しておくことが重要です。

カビの場合は温度や湿度とともに、エサも繁殖するために必要になります。

しかしロドトルラの場合は、水だけでも成長します。

また、水だけではなく皮脂や栄養があるところも好みます。

ピンクカビを効果的に除去する方法

以下に、お風呂場のピンクカビを除去するための効果的な方法を4つ紹介します。

エタノールを使用する

お風呂場のピンク色の汚れには、エタノールが非常に効果的です。

ロドトルラはスポンジやブラシで擦るだけでも、簡単に汚れが落ちるため、一見すると綺麗になったように見えます。

しかし、すぐにまたピンク色の汚れが復活してしまいます。

なぜならスポンジで擦っただけではまだ菌が残っているため、水気を利用してすぐに増殖してしまうからです。

そのため、ロドトルラの菌を死滅させるために、消毒用エタノールが効果を発揮します。

掃除の手順は、まず洗濯用洗剤などでピンク色の汚れを落として水で洗い流します。

そして、キッチンペーパーにエタノールを吹きかけてピンクカビが発生しやすい箇所に10分程度貼り付けておきましょう。

キッチンペーパーを剥がして、その部分をきれいに洗い流せば作業は完了です。
注意点としては、長時間貼り付けることによりプラスチック部分が変色・変形する恐れがあることです。

除菌効果のあるお風呂用洗剤で対策する

ピンク色の汚れはカビのように根を張ることはないため、スポンジなどの柔らかいもので擦るだけで簡単に落とすことができます。
ただし、わずかでも菌が残っているとすぐに繁殖してしまうので、除菌効果のある洗剤を選択することを推奨します。
そうすれば同時に予防効果も得られます。

重曹とクエン酸を使用する

化学薬品やアルコールを使用したくない方には、天然素材の重曹とクエン酸を使用することをおすすめします。

重曹100gに対してクエン酸5gを入れて、水を少量加えてペースト状にしてください。
それが洗剤代わりになってピンクカビを落としてくれます。
クエン酸には除菌効果もあるので、予防にもなります。

塩素系漂白剤を使用する

塩素系漂白剤でも、ピンクカビを落とすことができます。
ピンク色の汚れや気になる部分に塩素系漂白剤をスプレーした後、20分程度置いてからシャワーでよく洗い流したら作業完了です。

塩素系漂白剤を使用するときは、酸素系の洗剤と混ざることで有毒ガスが発生するので注意してください。
そうでなくても、作業の際にはゴム手袋やゴーグルなどを着用しましょう。

ピンクカビを予防する方法

基本的にお風呂場のピンクカビは、こまめに掃除することで予防できますが、その他の有効な対策をいくつか紹介します。

常に換気・乾燥させる

ピンクカビを発生させないおすすめの方法が、浴室を常に換気・乾燥させておくことです。
筆者はこの方法を活用し、しばらくピンクカビには遭遇していません。
ピンクカビの原因であるロドトルラは高温多湿の場所を好むため、お風呂場の湿気を逃がすことが非常に効果的な対策になります。

入浴後に石鹸カスや皮脂を洗い流す

こまめにお風呂掃除をするのが面倒で、乾燥させることも難しいなら、入浴後にロドトルラの餌となる石鹸カスや皮脂を洗い流すだけでも大きな予防効果があります。
ピンクカビが発生しやすい箇所に5秒程度ずつシャワーをかけて流すだけでも有効です。

浴槽にフタをする

浴槽にお湯を溜めるときには、入浴後にフタをすることで室温も下げられ湿気も防ぐことができるので、それなりの予防策になります。

水気を拭き取る

ピンクカビは水だけでも増殖してしまいます。

入浴後は、浴室内の水分を拭き取っておくことで繁殖を予防できます。

タオルで壁や浴槽を拭いたり、スクイジーで水滴を切ったりしてください。

浴室全体の水気を取るのは大変という場合は、ピンクカビが発生しやすい箇所、例えば浴室の角や排水溝だけでも対策すると効果的です。

シャンプーなどのボトル周りの通気を良くする

ピンクカビはシャンプーやリンスやボディソープなどのボトルにも発生しやすいため、ボトル同士の間隔を空けるなどして通気性を良くすることで対策できます。
タオルなどでボトルに付着した水滴を取り去ることも効果的です。

まとめ

お風呂場に繰り返し出現するピンク色の汚れの正体は「ロドトルラ」という酵母菌の一種です。
ロドトルラはカビではありませんが、石鹸カスや皮脂を餌にして、高温多湿のじめじめした環境を好むことでは共通しています。

さらに、カビよりも少ない餌で早く成長するという性質を持っているので厄介です。
ただし、カビに比べると除去しやすく、浴室内をしっかり掃除して、換気・乾燥させることで予防することができます。

お風呂を使用する度に掃除をしたり乾燥させたりするのは面倒な方や、自分できれいにするのが大変な場合はプロに依頼しましょう。

当社「調和プロダクトサービス」は、光触媒コーティング「レコナ エアリフレッシュ」も実施。
防カビ・防汚効果で、コーティング後のお手入れも楽になりますので、ぜひご検討ください。

コラム監修者 プロフィール

お風呂の天井のカビが落ちない!カビが生える原因と落とし方

江上 孝明(エガミタカアキ)

株式会社調和プロダクトサービス代表取締役。
NTTに10年間在籍、1996年4月に同社を設立。
前職と全く異なる業界へ参入するも、高い手腕で取引先開拓を実現。
同社の前進となる事業にて、提携先の企業よりハウスクリーニング事業を引き継ぎ
現在、事業規模を引継ぎ時の4倍に成長させることに成功。

新築現場に一作業者として15年間従事していたため、現場での問題点や現場作業者の立場考え方を理解した上での会社経営を行う。

NTT在籍時代に培われたスキルを生かし、クレーム時の迅速な対応と適切なヒアリング
を得意とし、顧客満足度を高めるためのサービス供給を旨としている。
また、自身でも独自に研究を行い、理論的観点から汚れにアプローチするノウハウを多数
蓄積して現場に反映させている。

資格:2級ハウスクリーニング技士(H17.11社団法人 全国ハウスクリーニング協会(※))
※現:公益社団法人 全国ハウスクリーニング協会

お問い合わせCONTACT

無料見積もり・ご相談等、まずはお気軽にお問い合わせ下さい