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中古マンション購入時のハウスクリーニング 費用負担や業者選びを解説

2025-02-04

中古マンションの購入を検討している方にとって、「入居前の掃除ってどこまで必要?」「クリーニングは誰がやるの?」といった疑問はつきものです。

物件によっては、見えない汚れや前の住人の生活感が残っているケースもあり、快適な新生活のためには事前の確認と対応が大切です。

この記事では、ハウスクリーニングの必要性、作業範囲、費用の目安、信頼できる業者選びのポイントまでを詳しく解説します。

気持ちよく新生活を始めるために、ぜひ最後までご覧ください。

中古マンション購入時のハウスクリーニングとは?

中古マンションでは、物件の状態や契約内容によって清掃の対応範囲が異なります。
誰が掃除をするのか、どの程度の清掃が行われるのかを事前に確認しておくことがトラブル防止のポイントです。

物件のクリーニングは売主・買主のどちらが行う?

中古マンションのクリーニングは、基本的に契約形態によって異なります。

引き渡し時に「現状有姿(ありのままの状態)」とされている場合は、売主による清掃義務はなく、購入後に買主が自費でクリーニングを行うことになります。

一方で、「ハウスクリーニング済み」と明記されている場合は、売主または仲介業者が最低限の清掃を行っているケースが多いです。
契約前にしっかりと確認し、不明点は不動産会社に質問しておくことが重要です。

契約前に確認すべきポイントとトラブルを防ぐコツ

トラブルを避けるためには、契約時の説明をしっかり聞き、書面でも確認しておくことが大切です。

「クリーニング済み」と書かれていても、その内容や清掃範囲に明確な基準がないケースが多いため、契約前に「どの範囲まで清掃されるのか」「業者による清掃か、簡易清掃か」などを具体的に確認しましょう。

また、気になる箇所があれば写真に撮るなどして記録を残しておくと、後の交渉時にも役立ちます。

中古物件特有の汚れや劣化部分とは?

中古マンションには、築年数や前の住人の生活スタイルによって、特有の汚れや劣化が見られることがあります。
水回りのカビ・水垢、キッチンの油汚れ、エアコン内部のカビ、壁紙の黄ばみなどが代表例です。

また、見えにくい排水口の詰まりや、換気扇のホコリの蓄積も要注意ポイント。
外からは分かりにくいため、入居前の徹底チェックと適切なクリーニングが必要です。

中古マンションのハウスクリーニング内容を購入前にチェック

「クリーニング済み」とされていても、実際には部分的な清掃のみであることも少なくありません。
購入前に清掃の内容を把握し、気になる箇所を事前にチェックしておくことで、入居後の不満やトラブルを防げます。

基本的な作業内容:水回り・床・窓・換気扇などの清掃範囲

一般的なハウスクリーニングでは、キッチン・バスルーム・トイレ・洗面所といった水回りを中心に、床や窓ガラス、換気扇の表面部分などが掃除の対象となります。

特に水回りはカビやぬめり、臭いなどが溜まりやすいため、入居前にしっかりと清掃しておきたい場所です。
ただし、見えない部分や内部までは手が届かないこともあるため、仕上がりのレベルを確認しておくことが大切です。

見逃しやすい場所:エアコン内部・収納・玄関まわり

見落とされがちなのが、エアコンの内部洗浄や収納棚の奥、玄関ドアやたたき部分の清掃です。

これらは見た目にはきれいに見えても、使い始めてからホコリやカビに気づくケースが多く、不快感や健康被害につながることもあります。
購入前の内覧時に、できるだけ収納や設備を開けて確認し、必要であれば追加でのクリーニングを依頼できるか相談しましょう。

「クリーニング済み物件」の注意点と確認ポイント

「クリーニング済み」と書かれていると安心してしまいがちですが、その定義は曖昧です。
中には“表面のみ簡単に拭いた”レベルのケースもあります。

業者によるハウスクリーニングであっても、どこまで作業されたのかをチェックすることが大切です。
契約前には、作業報告書の有無や作業範囲などを確認し、不明点は事前に明らかにしておきましょう。

ハウスクリーニングの費用相場

中古マンションのハウスクリーニングは、自分で行うか業者に依頼するかで費用や効果に大きな差が出ます。
ここでは、代表的な費用の目安や依頼時のポイントを解説します。

自分で手配する場合の相場とプロに頼むべき範囲

自分で掃除する場合は、洗剤や道具の購入費のみで済みますが、時間と労力がかかります。

一方、プロに依頼する場合の相場は、1LDK〜2LDKで2〜5万円程度、3LDK以上になると7〜10万円前後が目安です。
換気扇やエアコン内部、排水口の奥まで徹底的に清掃してもらえるため、特に汚れが気になる箇所は業者に任せるのが賢明です。

ハウスクリーニングを依頼するメリット

ハウスクリーニングをプロに依頼する最大のメリットは、専門の洗剤や機材を使って、自分では落としきれない頑固な汚れまで徹底的に除去できる点です。

特に中古マンションでは、前の住人の生活感や見えない汚れが残っていることもあり、プロによる清掃で気持ちよく新生活を始めることができます。
限られた時間の中で効率的に高品質な仕上がりが得られるため、引っ越し前後の多忙なタイミングには非常に心強い存在です。

また、ハウスクリーニングを誰が手配するのかは、物件の契約条件によって異なります。
売主や管理会社がすでに手配している場合もありますが、「現状渡し」の物件では買主側が手配するのが一般的です。

「クリーニング済み」と書かれていても、その内容には幅があるため、契約前に「どこまで清掃されているか」「自分で依頼する必要があるのか」をしっかり確認しましょう。
不明確な場合は、早めに不動産会社へ問い合わせておくと安心です。

どんな業者を選べばいい?失敗しない選び方

ハウスクリーニング業者を選ぶ際は、料金だけでなく実績や口コミ、作業範囲の明確さを重視しましょう。
特に「作業内容が曖昧」「オプションが多すぎる」といった業者は注意が必要です。

見積もり時には、どこまで対応してくれるのか、追加料金が発生する条件などを事前に確認しましょう。
また、損害保険に加入している業者を選ぶと、万が一のトラブル時も安心です。

まとめ:中古マンションのクリーニングで快適な新生活を

中古マンションでは、契約条件や物件の状態によって、清掃の有無や範囲が大きく異なります。

「クリーニング済み」と書かれていても安心せず、自分の目でしっかり確認することが、快適な住まいづくりの第一歩です。

必要に応じてプロの手も借りながら、清潔で気持ちの良い新生活をスタートさせましょう。

コラム監修者 プロフィール

お風呂の天井のカビが落ちない!カビが生える原因と落とし方

江上 孝明(エガミタカアキ)

株式会社調和プロダクトサービス代表取締役。
NTTに10年間在籍、1996年4月に同社を設立。
前職と全く異なる業界へ参入するも、高い手腕で取引先開拓を実現。
同社の前進となる事業にて、提携先の企業よりハウスクリーニング事業を引き継ぎ
現在、事業規模を引継ぎ時の4倍に成長させることに成功。

新築現場に一作業者として15年間従事していたため、現場での問題点や現場作業者の立場考え方を理解した上での会社経営を行う。

NTT在籍時代に培われたスキルを生かし、クレーム時の迅速な対応と適切なヒアリング
を得意とし、顧客満足度を高めるためのサービス供給を旨としている。
また、自身でも独自に研究を行い、理論的観点から汚れにアプローチするノウハウを多数
蓄積して現場に反映させている。

資格:2級ハウスクリーニング技士(H17.11社団法人 全国ハウスクリーニング協会(※))
※現:公益社団法人 全国ハウスクリーニング協会

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