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カビアレルギーに注意 原因や症状を知り日常でできる対策につなげよう

2023-03-30

梅雨の時期に入ると、カビアレルギーに悩まされる方が増えてきます。
カビは常に日常と隣り合わせであるため、アレルギーをお持ちの方は事前に対策を知っておくべきです。

また花粉症のように、風邪を引いていないのにくしゃみや咳が止まらないなら、家にいると咳やくしゃみが出るようなら、カビが原因の可能性が高いです。

本記事ではカビアレルギーの原因と症状、対策を紹介します。
毎年カビアレルギーで悩まされている人はぜひ参考にしてください。

カビアレルギーに注意 原因や症状を知り日常でできる対策につなげよう

カビアレルギーとは?

カビアレルギーはクラドスポリウムやアルテルナリア、アスペルギルスやペニシリウムなどのカビを吸い込むことで、かゆみや咳、結膜炎などの症状があらわれるものです。

カビの種類は3万以上と言われ、家の中にも数多く繁殖しています。代表的な家のカビは以下の3つが挙げられます。

黒カビ・・・クラドスポリウムなど繁殖力が強いカビ。家の至る所に生まれる。
赤カビ・・・ロドトルラなどの酵母菌。お風呂場などで繁殖する。
青カビ・・・ぺ二シリウムなどと呼ばれる。黒カビと同じ程繁殖しており、押し入れや畳等の他に、みかんなどにも繁殖する。

カビは気温が25度以上、湿度80%以上の場所で繁殖しやすくなります。

そのため梅雨の時期は特に家の中で繁殖します。

さらに近年の住宅は気密性が高いこともカビが繁殖する要因の一つです。隙間のない気密性の高い住宅は断熱性や省エネに効果的ですが、その分、熱や湿気もこもりやすくなります。そのため1年中カビ発生のリスクがあるということです。

換気などで対応する方も多いですが、カビを0にすることは原則的に不可能なため、事前にカビアレルギーがどのような症状につながるのか理解しておく必要があります。

次の項ではアレルギー症状と疾患について解説します。

注意すべきアレルギー症状と疾患

カビによって引き起こされるアレルギー症状は、「鼻炎」「皮膚炎」「ぜんそく」「呼吸困難」など、気管支炎に関係するものが多いです。

特に梅雨の時期から夏にかけては、風邪のような症状が発生する夏型過敏性肺炎になる方が増えます。
さらに体の免疫力が下がっている状態の人がカビを吸い込んでしまうと、肺アスペルギルス症という呼吸困難に陥る恐れがあります。

人によってカビアレルギーの症状は異なりますが、決して軽視できない症状が多いため、即座に医療機関を受診することが大切です。

原因は室内に浮遊したカビ胞子

カビは真菌類の一種であり、原生生物に含まれます。

「菌糸」と「胞子」で出来ており、糸が集合した形をしています。
大きさはマイクロミリ単位であるため、一つあたりのカビは小さいですが、集合体となり目視でも確認することもできます。
カビの胞子は常に空気中に浮遊しており、誰しもが吸い込んでいる状態です。

症状にはあらわれませんが、増殖して大きな胞子となったものを体内に吸い込んでしまうとアレルギーなどの症状を引き起こしてしまいます。
カビは湿度が高い場所、汚れが多い場所に繁殖する傾向にあります。
家の中での代表例を挙げると、「浴室」「洗面所」「キッチン」「窓」「エアコンや空気清浄機のフィルター」などです。
水回り部分は湿度が高くなるため、カビの繁殖エリアです。

また水回りの隣などにある押し入れや収納スペースも、湿度が高くなり、日あたりがないため、カビが繁殖する場所となりやすい傾向にあります。
先ほどカビが繁殖しやすい気温と湿度を紹介しましたが、冬場は繁殖しないということではありません。
夏場より繁殖は減るものの、冬はエアコンなどの暖房や加湿器を利用する方が多いためです。
そのためカビアレルギーは年中繁殖しています。

しかし対策をしないと増殖し続けることになるため、次の項では日常でできるカビ対策を紹介します。

日常でできるカビ対策

カビの繁殖を防ぐためには「除湿」「掃除」を行うことです。
カビは湿度が高く、汚れがたまっている場所で繁殖します。
家の中を常にきれいにしておくことで繁殖を防ぐことが可能です。

特にエアコンの中は、温度が高く、湿気が溜まりやすい場所であるため、定期的な清掃が必要です。
カビ専用の中性洗剤を利用して掃除しましょう。また家の中の湿度を50%以下に保つことも対策の一つです。

湿度を抑えれば繁殖を防ぐことができます。換気などを行い、空気の入れ替えもしても良いですが、
近年では黄砂やPM2.5などの大気汚染物質も多いため、除湿機や空気清浄機を利用しましょう。

ただし、除湿機や空気清浄機も定期的に清掃しなければフィルターにホコリや水分がたまり、こちらもカビの原因になります。こまめにフィルターを掃除して綺麗な状態で使うようにしてください。

カビの発生しにくい環境を整えましょう

今回はカビアレルギーの原因と症状、対策について紹介しました。

3万種類以上あるカビですが、家の中で繁殖するのは「黒カビ」「赤カビ」「青カビ」の3つです。
気温が高く湿度が高くなると増殖し、鼻炎や皮膚炎、気管支炎などの原因になります。
そのため常に家の中をきれいな状態を保つことが大切です。

特に水回りはカビの繁殖が多い場所であるため、こまめに清掃が求められます。
重ねて除湿も忘れないようにすれば、カビアレルギーを抑えることができるでしょう。

コラム監修者 プロフィール

お風呂の天井のカビが落ちない!カビが生える原因と落とし方

江上 孝明(エガミタカアキ)

株式会社調和プロダクトサービス代表取締役。
NTTに10年間在籍、1996年4月に同社を設立。
前職と全く異なる業界へ参入するも、高い手腕で取引先開拓を実現。
同社の前進となる事業にて、提携先の企業よりハウスクリーニング事業を引き継ぎ
現在、事業規模を引継ぎ時の4倍に成長させることに成功。

新築現場に一作業者として15年間従事していたため、現場での問題点や現場作業者の立場考え方を理解した上での会社経営を行う。

NTT在籍時代に培われたスキルを生かし、クレーム時の迅速な対応と適切なヒアリング
を得意とし、顧客満足度を高めるためのサービス供給を旨としている。
また、自身でも独自に研究を行い、理論的観点から汚れにアプローチするノウハウを多数
蓄積して現場に反映させている。

資格:2級ハウスクリーニング技士(H17.11社団法人 全国ハウスクリーニング協会(※))
※現:公益社団法人 全国ハウスクリーニング協会

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