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キッチンの壁の油汚れを重曹で撃退!一掃するコツ

2024-04-29

キッチンの壁の油汚れは、料理中にどうしても発生するものです。
この記事では、油汚れ防止のためにも重宝する重曹を用いた掃除方法を紹介します。

油汚れの落とし方をマスターすれば、キッチンを清潔に保ちやすくなるでしょう。
重曹を使用することで、手軽かつ環境に優しい方法で油汚れを落とすことができます。

キッチンの壁の油汚れを重曹で撃退!一掃するコツ

油汚れの特性と重曹の効果

キッチンの壁の油汚れは、熱や湿度の影響で固まりやすく、放置すると落とすのが難しくなります。
この油汚れに重曹が効果的な理由は、重曹が弱アルカリ性を持ち、油脂を乳化させやすくする特性があるからです。

具体的には、重曹の粒子が油の粒子に作用して分解し、水に溶けやすくします。
この作用を利用することで、キッチンの壁の油汚れ掃除が格段に楽になります。

重曹を使う前の準備

油汚れを重曹で掃除する前に、まずはキッチンの壁を乾いた布で拭き、ほこりやゴミを取り除きましょう。

次に、重曹を使う場所の周りに新聞紙やビニールシートを敷くことで、掃除後の片付けを楽にします。
万が一、壁紙が水に弱い素材である場合は、事前に目立たない部分で試してみることが大切です。

適切な重曹の配合比率

キッチンの壁の油汚れ掃除において、重曹を水で溶かして使用する場合の適切な配合比率は、重曹:水=1:2が一般的です。

この比率であれば、ペースト状になり壁に塗布しやすく、油汚れを効果的に取り除くことができます。
配合比率を調整することで、掃除する油汚れの程度に応じて効果を変えることができます。

塗布方法

適切な配合比率で作った重曹のペーストを、油汚れが付着しているキッチンの壁に直接塗布します。
この際、ブラシやスポンジを用いると効果的です。

重曹の粒子が油汚れにしっかり作用するよう、円を描くようにゆっくりと塗り込みましょう。
角質を落とすような感覚で、優しくこすってください。

放置時間の目安

重曹のペーストを塗布した後、その効果を最大限に発揮させるためには、適切な放置時間を守ることが大切です。
一般的に、10分から20分程度放置すると良いでしょう。
この時間を過ぎると乾燥してしまい、後の洗い流しが困難になることもあるので注意が必要です。

洗い流し方

放置時間が経過したら、温かい水を含ませたスポンジで重曹を洗い流しましょう。
水を使う場合は壁を傷めないよう、優しく拭き取ることが大切です。

最後に、清潔な布で水分をしっかりと拭き取り、乾燥させて完成です。
この過程で、重曹特有の白い残りがないかを確認してください。

必要な道具と安全対策

キッチンの壁の油汚れ掃除をする際、効果的かつ安全に作業を進めるためには適切なクリーニング道具と保護具が必要です。
また、室内の換気を適切に行い、化学物質の影響を軽減することも重要です。
以下に具体的な道具と対策を紹介します。

必要なクリーニング道具

キッチンの壁の油汚れ掃除に必要な道具は、重曹、水、ブラシやスポンジ、清潔な布などです。
ペーストを作るための容器も用意しましょう。
市販のクリーニング用品を使用する場合は、成分を確認し、壁の素材を傷めないものを選ぶことが重要です。

保護具の準備

油汚れ掃除を行う際、手荒れを避けるためにゴム手袋を着用することをお勧めします。
また、重曹が目に入ると刺激を感じる場合があるため、安全のため保護メガネを使用することも検討してください。
皮膚や目の保護は、安全な掃除作業の基本です。

換気の重要性

キッチンの掃除を行う際は、室内の換気を忘れずに行いましょう。
重曹は比較的安全な物質ではありますが、長時間密閉空間で作業を続けることはお勧めできません。
窓を開ける、換気扇を使うなどして、新鮮な空気を室内に取り込むことが大切です。

頑固な汚れにはレモン汁を加える

キッチンの壁の油汚れが頑固な場合、重曹パックにレモン汁を数滴加えることで、さらに効果を高めることができます。
レモンに含まれるクエン酸は、重曹の洗浄力を強化し、油汚れを分解する手助けをします。

この方法は、特に古くから付着している油汚れや焼き付いた汚れに有効です。
レモン汁を加えた重曹パックは、キッチンの壁だけでなく、コンロ周りの掃除にも使え、幅広い清掃作業に適しています。

さらに強力に!重曹と酢の相乗効果

キッチンの壁の油汚れ落とし方をもっと強力にしたい時は、重曹と酢を組み合わせる方法がおすすめです。
この組み合わせにより発生する発泡作用は、汚れに深く浸透し、より一層の清掃効果を発揮します。

この方法では、重曹を汚れた箇所に塗布した後、その上から酢をかけてください。
強力な泡が汚れを浮き立たせ、固着した油汚れも簡単に除去できます。
ただし、材質によっては反応が強すぎる場合があるので、目立たないところで試してから使うことをお勧めします。

実践!壁の油汚れ除去ステップ

キッチンの壁の油汚れを効果的に落とすためには、正しい手順で作業を進めることが大切です。
ここでは、実際に重曹パックを使った油汚れの掃除方法をステップごとに紹介します。
この手順に従えば、キッチンの壁を簡単に、しかも徹底的にきれいにすることができます。

重曹パックの塗布

まず、先に述べた重曹パックを準備し、気になる油汚れがある箇所にしっかりと塗布します。
均一になるように、パックは厚めに塗ることがポイントです。
このとき、汚れがひどい部分には、さらに重曹パックを厚く塗ると効果的です。
塗布したら、しばらくそのままにしておきます。

適切な放置時間

重曹パックの効果を最大にするため、キッチンの壁の油汚れの程度に応じて、最適な放置時間を見極めることが重要です。

軽度な汚れの場合は30分程度、中度から重度の汚れの場合は1時間以上放置するとよいでしょう。
この時間が油汚れを分解するのに十分な時間です。

スクラブブラシでの擦り洗い

放置した後、スクラブブラシを使って重曹パックをしっかりと擦ります。
この作業で、浮いてきた汚れを物理的に取り除きます。
力を入れすぎると壁を傷める可能性があるので、優しく、かつ確実に擦ることがコツです。
汚れが落ちにくい場合は、少し水を加えて再び擦ると効果的です。

最後の水拭きと乾燥

汚れを擦り取った後は、清潔な水で濡らした布でキッチンの壁を拭き上げます。
これで重曹の残留物を除去できます。
その後、自然乾燥するか、乾いた布でしっかりと乾拭きをして作業は完了です。
こまめにこのプロセスを行うことで、キッチンの壁の油汚れ防止にもつながります。

快適なキッチン環境を保つための総纏め

キッチンの壁の油汚れは、放置すると困難な問題になりえますが、今回紹介した方法を使えば、安心して対応することができます。

重曹、レモン汁、酢を使った掃除法は、キッチンの壁をきれいに保つだけでなく、油汚れ防止にも効果的です。
定期的な掃除を心がければ、常に快適で衛生的なキッチン環境を維持できるでしょう。

コラム監修者 プロフィール

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江上 孝明(エガミタカアキ)

株式会社調和プロダクトサービス代表取締役。
NTTに10年間在籍、1996年4月に同社を設立。
前職と全く異なる業界へ参入するも、高い手腕で取引先開拓を実現。
同社の前進となる事業にて、提携先の企業よりハウスクリーニング事業を引き継ぎ
現在、事業規模を引継ぎ時の4倍に成長させることに成功。

新築現場に一作業者として15年間従事していたため、現場での問題点や現場作業者の立場考え方を理解した上での会社経営を行う。

NTT在籍時代に培われたスキルを生かし、クレーム時の迅速な対応と適切なヒアリング
を得意とし、顧客満足度を高めるためのサービス供給を旨としている。
また、自身でも独自に研究を行い、理論的観点から汚れにアプローチするノウハウを多数
蓄積して現場に反映させている。

資格:2級ハウスクリーニング技士(H17.11社団法人 全国ハウスクリーニング協会(※))
※現:公益社団法人 全国ハウスクリーニング協会

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