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ワックスを安全に落とす方法 家庭でできる剥離のコツと注意点

2024-10-06

自宅でワックスを使うと床や家具が美しく保たれますが、いざ落とすとなると苦労することも多いですよね。
実はワックスの落とし方にはコツがあり、正しい方法を知ることで簡単に取り除くことができます。

このブログでは、家庭でできる基本的なワックスの落とし方や素材別の注意点、そして効果的な道具の選び方を詳しく解説します。
驚きの簡単テクニックを駆使して、ストレスなくワックスを落としましょう!

ワックスを安全に落とす方法 家庭でできる剥離のコツと注意点

ワックスの落とし方|家庭でできる基本的な方法

家庭でワックスを落とす際には、慎重に作業を行うことが重要です。
特に、表面を傷つけてしまうことや、水分や剥離剤の成分が素材に染み込み膨れが生じることの2つが主なリスクとなります。
これらを防ぐためには、適切な方法と道具を選び、素材に合った手順で進めることが大切です。

この記事では、ワックスの種類や素材ごとに異なる落とし方を詳しく解説します。
正しい手順を守ることで、元の状態を損なうことなく、安全かつ効果的にワックスを除去しましょう。

使用する剥離剤の注意点

現在のフローリングの多くは、紙シートやフィルム加工が施されており、かつて主流だった突き板フローリングとは異なります。
そのため、ワックスを除去する際には、使用する剥離剤の種類に注意が必要です。

特に、強力な剥離剤を希釈して使用する場合は、大量の水を使うため、フローリングの継ぎ目から水が侵入し、膨れや表面の染み、変色といったトラブルを引き起こす可能性があります。

これを防ぐためにも、中性でゼリー状の剥離剤を使用することをおすすめします。
ゼリー状の剥離剤なら、液だれを抑えながら効果的にワックスを落とし、フローリングを傷めるリスクを最小限に抑えることができます。

ワックス剥離の工程|6つのステップで安全に落とす

ワックスを適切に落とすためには、以下の手順に沿って作業を進めましょう。

① 剥離剤をフローリング全体に塗布

中性ワックスリムーバー(ゼリー状)をフローリング全体に均等に塗布します。

⚠注意! 水分が多すぎると、フローリングのつなぎ目から染み込み、膨れの原因になります。

パッドで優しく擦り、ワックスを溶かす

スポンジや柔らかいパッドを使い、ワックスを優しく擦って溶かします。

⚠強く擦りすぎると、フローリング表面を傷つける可能性があるので注意!

モップで剥離剤を拭き取る

毛足の短い平モップを使い、剥離剤と溶けたワックスを拭き取ります。

⚠剥離剤の成分が残ると、変色やシミの原因になるため、丁寧に拭き取ることが重要です。

水拭きで剥離剤の成分を完全に除去

バケツに水を用意し、濡らした布やモップでしっかり拭き取ります。

⚠ 水分の使いすぎは禁物!少量の水で手早く拭き取るのがコツ。

無水エタノールで仕上げ拭き

無水エタノール(アルコール)をモップに含ませ、フローリング全体を拭き上げます。

乾燥を早める効果があり、剥離剤やワックスの残留成分を除去できます。

最終チェック

部分的にワックスや剥離剤が残っていないか確認し、必要に応じて再度拭き取ります。

仕上がりを確認して問題がなければ、ワックス剥離作業は完了です。

ワックス剥離に必要な道具

ワックスを安全に落とすためには、以下の道具を準備しましょう。

道具名用途・説明
中性ワックスリムーバー(ゼリー状)ワックスを溶かす剥離剤
平モップ(毛足の短い)剥離剤やワックスを拭き取る
替え布(水拭き・乾拭き用)汚れを拭き取り、仕上げを行う
スポンジ・柔らかいパッドフローリング表面を傷つけずにワックスを落とす
バケツ・水水拭きを行う際に使用
無水エタノール(アルコール)剥離剤の成分を取り除き、乾燥を促進
スクレーパー(プラスチック製)頑固なワックスの除去に使用
手袋剥離剤や水分から手を守る

ワックス剥離の最大の注意点

ワックスを剥がす際には、適切な方法で作業を進めないと、フローリングの損傷や仕上がりの不具合を引き起こす可能性があります。
特に、水分の使いすぎや剥離剤の残留、ワックスの落とし残しには細心の注意が必要です。

以下のポイントを押さえて、安全かつ綺麗にワックスを剥離しましょう。

①水を大量に使用すると、フローリングが膨れる

剥離剤や水分がフローリングの継ぎ目から染み込むと、床材が膨れたり、変形する原因になります。
特に、フローリングが紙シートやフィルム加工された素材の場合、水分を吸収しやすいため注意が必要です。
剥離剤を使用する際は、必要最低限の水分で作業し、作業後はしっかり乾燥させることが重要です。

②剥離剤の成分が残ると、シミや変色の原因に

剥離剤をしっかり拭き取らずに放置すると、フローリングの表面にシミや変色が発生するリスクがあります。
特に、強力な液状剥離剤を使用した場合、成分が床に残りやすく、ワックス剥離後の見た目に悪影響を与えることがあります。
作業後は、水拭きとアルコール拭きを徹底して行い、剥離剤の成分を完全に除去しましょう。

③ワックスが完全に落ちないと、黒ずみの原因になり、再施工が綺麗に仕上がらない

ワックスが部分的に残ってしまうと、新しいワックスを塗った際にムラになり、仕上がりが不均一になります。
また、剥がしきれなかったワックスがほこりや汚れを吸着し、黒ずみの原因となることもあります。
作業後は、ワックスの残りがないかしっかり確認し、必要に応じて追加で剥離処理を行うことが大切です。

ワックス剥離のポイント

ワックスを剥がす作業は、範囲や作業環境によって適切な方法を選ぶことが大切です。

小さな範囲であればDIYでも対応可能ですが、広範囲になると仕上がりにムラが出たり、床材を傷めるリスクがあるため注意が必要です。
状況に応じて、適切な対処方法を選びましょう。

部分的な施工ならDIYでも可能!

小さな範囲であれば、上記の手順に従って慎重に作業を進めればDIYでも対応可能です。

<h3>LDKや家全体のワックス剥離は業者に依頼するのが安心!
リビングや家全体など広範囲にわたるワックス剥離は、床材へのダメージリスクが高く、ムラなく仕上げるのが難しいため、専門業者に依頼するのがおすすめです。

まとめ

ワックス剥離は、適切な道具と方法を選び、慎重に作業することが重要です。
特にフローリングの膨れや変色、剥離剤の残留に注意しながら進めましょう。

部分的な施工ならDIYでも可能ですが、広範囲の場合は業者に依頼するのが安全です。
適切なワックス剥離を行い、美しいフローリングを維持しましょう!

コラム監修者 プロフィール

お風呂の天井のカビが落ちない!カビが生える原因と落とし方

江上 孝明(エガミタカアキ)

株式会社調和プロダクトサービス代表取締役。
NTTに10年間在籍、1996年4月に同社を設立。
前職と全く異なる業界へ参入するも、高い手腕で取引先開拓を実現。
同社の前進となる事業にて、提携先の企業よりハウスクリーニング事業を引き継ぎ
現在、事業規模を引継ぎ時の4倍に成長させることに成功。

新築現場に一作業者として15年間従事していたため、現場での問題点や現場作業者の立場考え方を理解した上での会社経営を行う。

NTT在籍時代に培われたスキルを生かし、クレーム時の迅速な対応と適切なヒアリング
を得意とし、顧客満足度を高めるためのサービス供給を旨としている。
また、自身でも独自に研究を行い、理論的観点から汚れにアプローチするノウハウを多数
蓄積して現場に反映させている。

資格:2級ハウスクリーニング技士(H17.11社団法人 全国ハウスクリーニング協会(※))
※現:公益社団法人 全国ハウスクリーニング協会

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