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【もう臭わない!】魚焼きグリルの掃除 頑固な汚れを放置しないための最強テクニック

2025-07-24

魚焼きグリルは、魚の脂やタレ、焦げ付きが混ざり合った頑固な汚れが蓄積しやすく、キッチンの中でも特に掃除が面倒な場所の一つです。

魚焼きグリルにこびりついた長年の油汚れや焦げは、放置すると生臭い臭いの原因となるだけでなく、次に魚を焼いたときに煙が大量に出てしまったり、最悪の場合、蓄積した油汚れが引火する危険も潜んでいます。
このような頑固な汚れは、通常の食器用洗剤では歯が立たず、特別な洗剤とテクニックが必要となります。

「魚焼きグリル 掃除 頑固な汚れをどうにかしたいけれど、手間をかけたくない」と考えている方のために、本記事では、魚焼きグリルの頑固な汚れを効率的かつ安全に落とすための洗剤の選び方、焦げ付きを剥がすための漬け置き術、そして掃除を楽にするための予防策まで、徹底的に解説します。

【もう臭わない!】魚焼きグリルの掃除 頑固な汚れを放置しないための最強テクニック

魚焼きグリルの頑固な汚れの正体と放置する危険

魚焼きグリルにこびりつく頑固な汚れは、複数の種類の汚れが混ざり合ってできた複合的な汚れです。
その正体を知ることで、最適な掃除方法が見えてきます。

頑固な汚れの正体:「油」と「タンパク質」と「焦げ」の結合

魚焼きグリルの汚れは、魚から出る酸性の油(脂肪酸)と、タンパク質(魚の身や血液)が熱によって焼き付いたものであり、これに焦げが加わることで、非常に頑固な複合汚れとなります。

油汚れ自体はアルカリ性洗剤で落とせますが、熱で固まったタンパク質や焦げは、洗剤だけでは溶けにくい性質を持っています。
そのため、魚焼きグリル 掃除では、これらの頑固な汚れを熱と力で剥がし、洗剤で分解するという複数のアプローチが必要となります。

魚焼きグリルの頑固な汚れを放置する2つの危険

魚焼きグリルの掃除を怠ることで、以下の2つの大きな危険が生じます。

危険1:引火による火災の原因
グリルの奥や受け皿に溜まった油汚れは、次にグリルを使用する際に熱され、発火点に達すると引火し、火災につながる危険があります。
これは、特に油を多く使う調理後に掃除を怠った場合に高まる危険であり、定期的な掃除が絶対に必要です。

危険2:グリルの劣化と異臭の増幅
魚焼きグリル内に残った油汚れは酸化して不快な生臭い臭いを放ち、次に調理する食材にも臭いが移る原因となります。
また、焦げ付きや油汚れが金属部品に長時間付着することで、グリル本体の錆や劣化を早める原因にもなります。

魚焼きグリル 掃除の最強テクニック:「重曹漬け置き」術

頑固な汚れがこびりついた魚焼きグリルの網や受け皿の部品を効率的に落とすには、アルカリ性の重曹またはセスキ炭酸ソーダを使った漬け置き術が最も効果的です。

頑固な汚れを緩める「熱」と「アルカリ」の力

魚焼きグリルの油汚れを分解するには、アルカリ性洗剤と熱湯を組み合わせるのが鉄則です。
シンクや大きなバケツに50℃〜60℃ほどの熱いお湯を溜め、その中に重曹またはセスキ炭酸ソーダをたっぷり(お湯1リットルに対し大さじ3〜5杯程度)溶かします。

取り外したグリルの網や受け皿などの汚れた部品をこの重曹水に完全に浸し、最低2時間、可能であれば一晩そのまま漬け置きます。
熱によって油が溶け出し、重曹が油汚れを中和・分解することで、頑固な汚れが緩み、剥がれやすくなります。

焦げ付きには「アルミホイル」と「ヘラ」で物理的に剥がす

漬け置きで油汚れが緩んだ後も、熱で固着した焦げ付きは、物理的な力を加えて剥がす必要があります。
網にこびりついた頑固な焦げ付きに対しては、アルミホイルを丸めてたわしのようにして擦るのが効果的です。
アルミホイルは金属でありながら、網を傷つけにくい硬さで、焦げ付きを剥がすのに適しています。

ただし、ホーローやテフロン加工された部品には傷がつく危険があるため、プラスチック製のヘラや竹串などで優しく削り取るように掃除する注意が必要です。
焦げや汚れが落ちたら、再度重曹水で洗い流します。

魚焼きグリルの掃除後の注意点と予防策

頑固な汚れを落とした後は、掃除後の注意点と、次から掃除を楽にするための予防策を知っておくことが大切です。

掃除後の注意点:洗剤残りと乾燥を徹底する

魚焼きグリルの掃除が完了したら、洗剤がグリルに残らないように徹底的にすすぐことが重要です。
洗剤成分が残っていると、次に魚を焼いたときに異臭や煙の原因となるだけでなく、部品の劣化を早める原因にもなります。

すすぎ後は、水気を完全に拭き取り、乾燥させることが非常に重要です。
特にグリルの受け皿や内部は、水分が残るとすぐにカビや錆の原因となるため、設置前に十分に乾燥させる注意が必要です。

掃除を楽にするための2つの予防策

魚焼きグリルの頑固な汚れを未然に防ぎ、次回の掃除を劇的に楽にするための予防策を習慣づけましょう。

予防策1:使用直後の熱いうちに拭き取る
魚焼きグリルの油汚れは、冷えて固まると頑固な汚れに変わります。
魚を焼き終わった直後、まだグリルが温かいうちにキッチンペーパーなどでサッと油を拭き取るだけで、頑固な汚れの蓄積を大幅に防げます。

予防策2:受け皿に「片栗粉」または「水」を入れる
グリルを使用する際、受け皿に水を張る代わりに、片栗粉を溶かした水を入れておくと、油が片栗粉の層に吸着されてゼリー状に固まります。
魚を焼き終わった後、このゼリー状になったものをそのまま捨てるだけで、受け皿の掃除が非常に簡単になるメリットがあります。

まとめ:魚焼きグリル 掃除 頑固な汚れは「熱と重曹」で解決

魚焼きグリルの頑固な汚れは、魚の油、タンパク質、焦げが複合したものであり、放置すると異臭や火災といった危険を招く原因となります。

これらの頑固な汚れを確実に落とすためには、50℃以上の熱湯に重曹(またはセスキ炭酸ソーダ)を溶かした漬け置き術が最も効果的な掃除方法です。
掃除後は、徹底的な乾燥と、使用直後の油拭きといった予防策を習慣化し、魚焼きグリルをいつでも気持ちよく使える状態に保ちましょう。

コラム監修者 プロフィール

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江上 孝明(エガミタカアキ)

株式会社調和プロダクトサービス代表取締役。
NTTに10年間在籍、1996年4月に同社を設立。
前職と全く異なる業界へ参入するも、高い手腕で取引先開拓を実現。
同社の前進となる事業にて、提携先の企業よりハウスクリーニング事業を引き継ぎ
現在、事業規模を引継ぎ時の4倍に成長させることに成功。

新築現場に一作業者として15年間従事していたため、現場での問題点や現場作業者の立場考え方を理解した上での会社経営を行う。

NTT在籍時代に培われたスキルを生かし、クレーム時の迅速な対応と適切なヒアリング
を得意とし、顧客満足度を高めるためのサービス供給を旨としている。
また、自身でも独自に研究を行い、理論的観点から汚れにアプローチするノウハウを多数
蓄積して現場に反映させている。

資格:2級ハウスクリーニング技士(H17.11社団法人 全国ハウスクリーニング協会(※))
※現:公益社団法人 全国ハウスクリーニング協会

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