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大規模アパート竣工に伴う引渡し清掃の内容と手順

2021-02-10

弊社取引先より RC 1R×80世帯 6階建て3棟の清掃依頼がありました。
建坪にして、1,000坪ほど 非常にボリュームのある清掃作業です。
この規模の清掃を短期間で行うには集中的に大量の人員の投入が必要となります。

外観

 

こちらの外観を見ていただくとわかりますがとても大きいです。
これから引渡し清掃の内容と手順をご紹介します。

現場への移動AM5:00起床

戸建と起床時間は変わりません。
戸建てと違う点は、現場入場の時間が決められておりおおむね朝8:00より元請会社さんの朝礼に参加しなければなりません。

現着し、元請の朝礼に参加

1日の作業を安全に実施するために行われるものでありますが

①ラジオ体操

②元請け会社の現場所長または監督からの注意事項の伝達

③工事ごとの本日の作業内容、手順の報告

④現場作業において安全に気を付ける点(KY)の報告

をなして各自、作業現場へ配置されていきます。

私どもが入場するスケジュールでも、まだ完全に工事が完了しているわけではないので
設備業者、電気業者、クロス業者、タイル業者さんなどさまざまな業者さんが入場します。

室内養生の撤去・分別ゴミ出し

まず、戸建てと同様、養生の撤去、分別、集積所への運び出し、、、
これがものすごい体力と時間が掛かります。部屋ごとに養生を剥がし階段を下りて集積所へ。
ほとんど体力勝負の時間帯です。。。

次に、床のフローリングの貼り付け固定を図るための養生テープを剥がす。
一世帯のフローリングに100~150枚の養生テープがついています。
長い間貼られていたので粘着が強く、この作業にめまいがするほど時間が掛かります。
元請業者さんでも2、3人の雑用人工さんが対応してくれていますが、まったく追いつかないので弊社職方がほとんど剥いでいきます。

ガラスに付着したモルタル・粉など汚れの切削とガラス掃除

ここまでの事前作業が終わり始めて清掃の前工程へ進めます。
ガラス廻りを先行清掃します。 部屋内の清掃はガラスが片付いてからとなります。
RC造は、セメントがガラスやサッシに付着し時間が経過して固まっているのでその除去に非常に時間が掛かります。
80世帯のガラスなので、掃き出しサッシで320枚腰窓入れると480枚のガラスを清掃していきます。

個別に清掃した箇所のビフォーアフターを紹介していきます。

ガラス清掃前①

↓↓

ガラス清掃後①

 

ガラス清掃前②

↓↓

ガラス清掃後②

掃除機による室内粉塵・粉の吸込み

ガラスの清掃が完了したら、室内の吸い込み。掃除機掛けをおこないます。
建具や住設、収納内部や枠廻り、巾木廻りなど念入りに掃除機掛けしていきます。

水拭き掃除

掃除機掛けが完了し、あらかたおおまかな粉塵、粉を吸い込んでから室内の水拭き作業に取り掛かります。

部屋内①清掃前

↓↓

部屋内①清掃後

 

部屋内②清掃前

↓↓

部屋内②清掃後

 

部屋内③清掃前

↓↓

部屋内③清掃後

 

靴釣り清掃前

↓↓

靴釣り清掃後

共用部廊下・バルコニー・エントランス・階段・手すりなど清掃

部屋内の清掃が完了すると、共用部廊下、階段、エレベーター、エントランスと共用部廻りの吸い込み、拭き掃除へ取り掛かります。
他の業者さんも多々出入りしているなかで、共用部やエントランス、階段などの清掃はそのタイミングも含めて難しいものとなります。

 

共用部清掃前

↓↓

共用部清掃後

 

共用部ガラス清掃前

↓↓

共用部ガラス清掃後

 

エントランス清掃前

↓↓

エントランス清掃後

ここまでの作業を一旦完了し、発注元や元請の検査を受けて是正工事がなされました。
細部、汚れた箇所に人工を投入して清掃し引き渡しへと繋げていきます。

毎日7名ほど派遣し、延べ45人 6日程度にて1回目のクリーニングを完了しました。
工事未完の箇所やクリーニング後の竣工検査、是正工事後に引渡しに向けた
最終クリーニングにて、さらに延べ40名程度の人員を集中的に投入して引渡しに貢献します。
最終クリーニングはワックスの塗布施工があるので、人の出入りには神経を使うこととなります。
小規模10名前後の清掃業者さんでは対応が厳しい案件となります。

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