2022-07-24
衣類をはじめ、タオルや布団などもきれいにする洗濯機は、一般家庭の必需品です。
毎回大量の水や洗剤を使用する洗濯機にはカビが生えやすく、特に雑菌や洗剤カスや滑りなどが絡み合った洗濯槽カビを取り去るのは簡単なことではありません。
そんなときに活躍してくれるのが「洗濯槽カビキラー」などの洗濯槽クリーナーです。
本記事では、洗濯槽クリーナーが赤ちゃんにも安全なのか?という疑問に答えています。
洗濯槽クリーナーの種類や使い方のポイントなども詳しく探って紹介しているので、興味もある方はぜひご覧ください。
目次
洗濯槽カビキラーをはじめとする洗濯槽クリーナーは、赤ちゃんがいる家庭で使用しても問題ないの?という疑問に対しては、正しく使用すれば問題ないといえます。
次項では洗濯槽クリーナーの種類について紹介しますが、いずれの商品も用法と容量をしっかり守って使用すれば、洗濯機内にクリーナーが残ることはないので、赤ちゃんにも何の影響がなく安心してご利用いただけます。
それよりも、洗濯機がカビだらけになることの方がデリケートな赤ちゃんの体に悪影響を及ぼす可能性があるため、早めに洗濯槽クリーナーを利用することを推奨します。
洗濯槽クリーナーを使用することには問題ありませんが、クリーナー自体を赤ちゃんが口に含むと大変なので、保管方法には十分に注意を払ってください。
洗濯槽クリーナーには、主に塩素系と酸素系の二つの種類があります。
以下にそれぞれの特徴を紹介するので、好みにあったものを使用してください。
ちなみに、安全面に配慮して洗濯槽クリーナーとして重曹を用いる方も少なくないみたいですが、重曹は専用のクリーナーに比べて洗浄力が弱く、排水経路をつまらせてしまう恐れもあるため、使用をおすすめすることはできせん。
洗濯槽クリーナーを発売しているメーカーの中にも、重曹での洗濯槽の洗浄を推奨していないという現実もあります。
塩素系クリーナーは、メーカーによって成分が異なりますが、次亜塩素酸塩、水酸化ナトリウム、界面活性剤が使用されているケースが多いです。
カビを分解して取り除き、基本的につけおきが不要で、短時間で洗濯槽の洗浄を終えることができます。
酸素系クリーナーは強い発泡力が特徴で、カビを剥がして取り除きます。
塩素系クリーナーは独特な臭いがしますが、酸素系だと臭いが気になりません。
ただし、塩素系では不要なつけ置きが必要なため洗浄に時間が掛かり、使用をNGとしている洗濯機メーカーもある点がデメリットして挙げられます。
洗濯機メーカーの多くが、塩素系クリーナーの使用を推奨しています。
洗濯槽クリーナーに塩素系を選択した場合は、基本的につけ置きが不要で洗浄の途中でゴミを取る必要もなく、所要時間も40分~1時間程度しか掛からないため、簡単に洗濯槽をきれいにできます。
しかし、酸素系クリーナーの場合は最低でも2~3時間のつけ置きが必要で、他にも洗濯槽をきれいにするためにはいくつかのポイントがあります。
酸素系クリーナーを使うときには、40~50度のお湯を使うことが重要です。水だとクリーナーの効果が得られない可能性を高めてしまいます。
前述したように、カビを分解する塩素系に対して、酸素系はカビを剥がして取り除くため、溶液にある程度の時間つけておく必要があるのです。
つけ置き時間は3時間以上が理想的で、一般的に6~7時間程度の時間が掛かります。
その間には黒い汚れが浮いてくるので、網などを利用してこまめに取り去る手間も掛けなくはいけません。
この手間を省いてしまうと、せっかく洗濯槽を洗浄しても、黒い汚れが洗濯物に付着したり、再繁殖したりする可能性を高めてしまいます。
洗濯機をきれいに長く使用するためのポイントを三点紹介します。
洗濯槽クリーナーを正しく使用すれば、洗濯槽の内部をきれいにできて、赤ちゃんにも良い環境づくりを行うことできます。
しかし、洗濯槽クリーナーでは洗濯機全体の汚れやカビなどを落とすことはできません。
洗濯機は複雑な構造で成り立っている精密機械で、洗濯槽以外の手の届かない部分に使用すればするほどたくさんの汚れが溜まります。
それをきれいにするには分解して除菌するしかないのです。
洗濯機の分解は、素人が無理に行うと故障の原因になってしまい、保証も効かなくなってしまう恐れもあります。
そのため、プロの業者に任せることをおすすめします。
洗濯洗剤や柔軟剤の入れ過ぎは、それが残ってカビの原因になるため注意しましょう。
洗剤の種類は、固形よりも残りにくい液体タイプがおすすめです。
洗濯機のクリーニングのやり過ぎは、機械に負担をかけてしまうので注意してください。
筆者は、以前洗濯機の分解掃除を業者に依頼したことがあります。
こまめに洗濯機の隅々まで掃除していることを伝えたら、あまり頻繁にやり過ぎると故障の原因になるので気をつけてくださいといわれてしまいました。
洗濯機の汚れが気になっていたり、自分できれいにしたりするのが大変な場合は、プロに依頼しましょう。
当社「調和プロダクトサービス」は、洗濯機を含むハウスクリーニングサービスを提供しており、光触媒コーティング「レコナ エアリフレッシュ」も実施。
防カビ・防汚効果で、コーティング後のお手入れも楽になりますので、ぜひご検討ください。
江上 孝明(エガミタカアキ)
株式会社調和プロダクトサービス代表取締役。
NTTに10年間在籍、1996年4月に同社を設立。
前職と全く異なる業界へ参入するも、高い手腕で取引先開拓を実現。
同社の前進となる事業にて、提携先の企業よりハウスクリーニング事業を引き継ぎ
現在、事業規模を引継ぎ時の4倍に成長させることに成功。
新築現場に一作業者として15年間従事していたため、現場での問題点や現場作業者の立場考え方を理解した上での会社経営を行う。
NTT在籍時代に培われたスキルを生かし、クレーム時の迅速な対応と適切なヒアリング
を得意とし、顧客満足度を高めるためのサービス供給を旨としている。
また、自身でも独自に研究を行い、理論的観点から汚れにアプローチするノウハウを多数
蓄積して現場に反映させている。
資格:2級ハウスクリーニング技士(H17.11社団法人 全国ハウスクリーニング協会(※))
※現:公益社団法人 全国ハウスクリーニング協会
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