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エアコンの臭い取りを冷房16度で行うメリット・デメリットを紹介

2024-02-29

エアコンの臭い取りをするには、冷房16度での稼働が効果的だといわれています。
しかし、脱臭には臭い除去のメソッドや、メリット・デメリットを把握し実行せねばなりません。

この記事では、エアコンの臭い取りを16度で行うときのノウハウを紹介します。
実際に臭いを取る手順や、暖房30度との比較も紹介するのでぜひご覧ください。

エアコンの臭い取りを冷房16度で行うメリット・デメリットを紹介

エアコンの臭い取りを16度で行うと得られるメリット

エアコンの臭い取りを16度で行うと得られるメリットは、以下の3つです。

・結露由来の臭いが除去できる
・少量のカビやホコリなどを洗い流せる
・ゴキブリの駆除も同時にできる

各メリットを詳しく解説します。

結露由来の臭いが除去できる

エアコンの内部に発生していたり、カビなどが結合に付着したりすると嫌な臭いが出ます。
冷房を16度で稼働すれば、結露をたくさん発生させると汚くなった水が洗い流されるため臭いを消せるでしょう。

新しい結露でエアコン内を満たすことが、冷房を活用するポイントです。
冷房の稼働時間は1時間程度で、結露が満たされるため十分な効果を得られます。

周囲の温度が高いほど、冷房16度での臭い除去効果は高まります。
春から夏にかけては結露がたくさん発生し、高い効果を発揮するでしょう。

少量のカビやホコリなどを洗い流せる

内部に付着したカビやホコリなどの汚れを結露に溶かし、押し出せるのがエアコン16度での臭い取りのメリットです。

結論に溶けた汚れはドレーンパンに排出され、野外と自然に押し出されます。
大量発生したカビやホコリを押し出すことはできません。

しかし、少しだけ付着した汚れを除去するのは十分可能です。
エアコンクリーナーなどの薬剤を使用しない掃除方法のため、エアコンの故障リスクを少なくしつつ清掃もできます。

ゴキブリの駆除も同時にできる

エアコン内部に潜んでいるゴキブリを駆除できるのも、冷房16度で臭い取りをするメリットです。

ゴキブリは寒さに弱く、気温が低いと住宅から逃げていく性質があります。
春や夏にゴキブリを見かけることはあっても、冬に姿を見ることが少ないのはそのためです。

エアコンの中にはゴキブリが住み着き、死骸やフンなどを残しているケースもよくあります。
内部の温度を極限まで下げてエアコンの臭い取りをすれば、寒さにゴキブリが危機を感じていなくなるでしょう。

ゴキブリのフンや死骸も野外に流れるため、駆除効果を得ながら臭い取りができるのも特徴です。

エアコンの臭い取りを16度で行うデメリット

エアコンの臭い取りを16度で行うデメリットは3つあります。

・雨天時に行うと水漏れの原因になる
・温度が低いときには効果が少なくなる
・窓を開けないと臭いが室内にこもってしまう

各デメリットの詳細を解説するので、ぜひ参考にしてください。

雨天時に行うと水漏れの原因になる

エアコンの臭い取りは、雨天時に実施すると水が漏れる可能性があります。
その理由は、温度を16度に設定すると大量の結露水が発生するためです。
結露はドレンパンから排水に流れて捨てられますが、湿度が高いと排水管の内側に水蒸気が溜まりがちです。

そのため、雨天時にエアコンを16度にして除湿を行うと、結露水が過度に溜まる可能性があります。
この場合、エアコンからの水漏れを起こしかねません。
エアコンを清潔にして臭いを取るはずが、水漏れにより故障を引き起こしては本末転倒です。

雨が降っているときには、冷房16度での臭い取りはしないようにしましょう。

温度が低いときには効果が少なくなる

そもそも外気温が低いときには、16度の冷房で臭い取りをしても結露が発生しません。
結露が発生する仕組みは、周囲の温度とエアコンの熱交換器の温度差によるものだからです。

熱交換器が冷えきっているときには、暖房を活用してください。
30度程度の暖房をつけ、結露を発生させて臭いの原因を押し出しましょう。

窓を開けないと臭いが室内にこもってしまう

臭い取りをするときには、エアコンの熱交換器から汚れもいっしょに出てきます。
換気をしないと、臭いが室内にこもってしまいがちです。

室内にカビやホコリ、ゴキブリのフンなどの悪臭が充満しないよう、必ず換気をしましょう。

エアコンの臭い取りを冷房16度で行う手順

エアコンの臭い取りを冷房16度で行う手順は以下の通りです。

1.窓を全開にして空気を入れ替える準備をする
2.エアコンを16度にして稼働させる
3.そのまま1時間ほど待つ
4.1時間が経過したら送風モードに切り替えて30分~1時間ほど稼働する

重要なのは、冷房をつけたあとに送風モードを行うことです。
結露が残ったままだと悪臭が再発生してしまうため、残った水分を飛ばすようにしてください。

エアコンの臭い取り|暖房30度と冷房16度はどっちがよい?

カビの発生が由来でエアコンの臭いが増加しているときには、暖房30度の方が高い効果を得られます。
一方、冷房での臭い取りは、カビやホコリだけでなく、生活臭の全般に効果があります。

冷房16度は、臭いの元を根本的に取り除くことが可能です。
しかし、時期によっては冷房をつけても効果を発揮できない可能性もあります。
冷房での臭い取りをする方法は、外気との温度差に由来するものだからです。

冬はエアコンの臭い取りを、暖房30度で実施しましょう。
なお、どちらをやっても効果が感じられないならば、エアコンクリーニングを依頼してください。

まとめ

エアコンの臭い取りをするときには16度で1時間程度冷房を稼働させ、そのあとしっかり内部を送風で乾燥させることがポイントです。
結露させて外へ汚れを排出し、中身を乾燥させてエアコンの臭いを取り除きましょう。

コラム監修者 プロフィール

お風呂の天井のカビが落ちない!カビが生える原因と落とし方

江上 孝明(エガミタカアキ)

株式会社調和プロダクトサービス代表取締役。
NTTに10年間在籍、1996年4月に同社を設立。
前職と全く異なる業界へ参入するも、高い手腕で取引先開拓を実現。
同社の前進となる事業にて、提携先の企業よりハウスクリーニング事業を引き継ぎ
現在、事業規模を引継ぎ時の4倍に成長させることに成功。

新築現場に一作業者として15年間従事していたため、現場での問題点や現場作業者の立場考え方を理解した上での会社経営を行う。

NTT在籍時代に培われたスキルを生かし、クレーム時の迅速な対応と適切なヒアリング
を得意とし、顧客満足度を高めるためのサービス供給を旨としている。
また、自身でも独自に研究を行い、理論的観点から汚れにアプローチするノウハウを多数
蓄積して現場に反映させている。

資格:2級ハウスクリーニング技士(H17.11社団法人 全国ハウスクリーニング協会(※))
※現:公益社団法人 全国ハウスクリーニング協会

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