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呼気に含まれるウィルスから感染は始まる!感染経路と対策を解説

2022-11-29

「新型コロナウィルスの感染は、どうすれば防げるの?」
このように思われている方におすすめの記事です。
感染者の呼気に含まれるウィルスから、感染経路と感染対策を解説します。
人類のウィルスとの闘いの歴史についても紹介するので、ぜひともご覧ください。

呼気に含まれるウィルスから感染は始まる!感染経路と対策を解説

感染者の呼気からウィルス感染は始まる!

新型コロナウィルスが世界的に蔓延し、未だその終息をみない現代社会。
最初の感染の起因については諸説ありますが、感染者が、感染を広げるための媒体となっている現状があります。

新型コロナウィルスは、呼吸器系の感染症です。
インフルエンザと同様に、感染者のウィルスを含んだ呼気を介して、人から人へと感染する特徴を持っています。

人の体の中ではウィルスは細胞に付着して、鍵に当たるウィルスのスパイクタンパク質と、鍵穴に当たる細胞の受容体とが結合します。
こうして細胞と結びついたウィルスは、膜融合により侵入して感染するのです。

上気道の中で増えた感染細胞により、呼気中にはより多くのウィルスが含まれ、飛沫となって放出されます。

呼気からのウィルス感染経路は3つ

感染者の呼気から始まるウィルス感染ですが、そのあとウィルスはどのようにして体内に取り込まれるのでしょう。
ウィルスの感染経路は3つに分かれます。
その感染経路3つを紹介し、解説します。

①飛沫感染

感染者の飛沫を通してウィルスが外へ放出され、そのウィルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
口や鼻に限らず、目の粘膜からの感染もあるので注意が必要です。

②接触感染

感染者がウィルスを含んだ自身の体液に触れ、その手が触れた物を介して、別の人が自身の手にウィルスを付着させます。
物を介してウィルスが付着したその手は、自身の口や鼻、目に触れ、新たな感染者を生む流れです。

③エアロゾル感染

換気の悪い湿気がある密閉した空間では、ウィルスを含んだエアロゾル(空気中に漂う微細な粒子)は、長時間にわたり浮遊しています。
その空間に身を置くとエアロゾルを吸い込み、感染します。

ウィルス感染の対策を3つの観点から解説

感染者の呼気から始まる呼吸器系のウィルス感染について、その特徴を理解してもらえたでしょう。
それでは、どのように感染を防いだらよいのでしょうか。
感染経路を踏まえ、ウィルス感染の対策を3つの観点から解説します。

①「三密」回避

まずは、感染者の呼気から放出されるウィルスを、体に取り込まないように気をつける必要があります。
それが「三密」回避です。

「三密」とは、2020年の新型コロナウィルス感染拡大初期に国が提唱した、3つの密を表す造語になります。
密閉、密集、密接の3つの密を指し、報道陣に向けて発した小池百合子東京都知事の「密です」発言は、まだ記憶に新しいでしょう。

密閉は、換気ができない閉ざされた空間を指します。
ウィルスを含んだエアロゾルの長時間にわたる浮遊を避けるため、こまめな換気を行って空間の空気を入れ替える必要があるのです。

密集は、人がたくさん集まった状態を指します。
人がたくさん集まって知らず知らずの内に感染が広がるのを避けるため、人との間隔を2mあけるソーシャルディスタンスの確保が求められるのです。

密接は、近い距離で人との会話等がある状況を指します。
人と対面して会話等をする中での飛沫の吸い込みを避けるため、対面時はマスクを着用し、会話は極力控える必要があるのです。

②消毒

いくら気をつけていても、あらゆる物に触れる手指は、気がつかない内にウィルスを付着させている可能性があります。
そのために必要なのが消毒です。

消毒する対象は2つに分けられます。
1つは、ウィルスを付着させて鼻や口などから感染させてしまう行為をする手指。
もう1つが、感染者がウィルスを付着させる物です。
特に自分の手指の洗浄や消毒は、日常生活を送るうえでの基本といえるでしょう。

③ワクチン接種

日常生活で気をつけるだけでは安心できません。
そのために、自身の血液中の抗体価を高めてウィルスに対する免疫力を上げる、ワクチン接種があります。

接種開始当初は、その有効性や安全性をめぐって議論された新型コロナウィルス対策用のワクチンですが、今では世界的にも一定の信用を勝ち取って広く使われています。
アメリカのモデルナ社製やファイザー社製など、有効性や安全性を熟知したうえで活用するとよいでしょう。

呼気に含まれるウィルスと人類は闘ってきた!

ウィルス感染はその時代を映す鏡でもあり、都市の過密化により、時代とともに感染症も消化器系から呼吸器系へと変化してきています。
人類がこれまでに経験した感染症の中で、世界的に流行した代表的なものを紹介しましょう。

14世紀半ばにヨーロッパで流行したペストは、ノミによる感染で人口の3分の1ほどを死亡に追いやりました。
15世紀末にヨーロッパからアメリカに持ち込まれた天然痘は、その流行により現地のアステカ文明やインカ文明を滅亡させています。

1918年に第一次世界大戦下の米軍兵士の間で流行したスペイン風邪は、世界人口の3分の1ほどを感染させ、5000万人以上の死者を出しました。
スペイン風邪はインフルエンザの一種で、ウィルスの変異から現代でも度々流行を繰り返しています。

その流行のたびに励行されるマスク着用や手洗い。
今世紀流行したSARSやMERS、そして新型コロナウィルスも、同様の対策が求められているのです。
繰り返す歴史の中で、学ぶべき社会のあり方が見えてきます。

まとめ

本記事では、感染者の呼気に含まれるウィルスから感染経路と感染対策を解説し、人類のウィルスとの闘いの歴史についても紹介しました。
ウィルス感染が、感染者の呼気に含まれるウィルスから始まっているのを、今回の記事で理解してもらえたでしょう。

ウィルス感染が懸念される今日、改めて感染について知り、有効な感染対策を講じましょう。

コラム監修者 プロフィール

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江上 孝明(エガミタカアキ)

株式会社調和プロダクトサービス代表取締役。
NTTに10年間在籍、1996年4月に同社を設立。
前職と全く異なる業界へ参入するも、高い手腕で取引先開拓を実現。
同社の前進となる事業にて、提携先の企業よりハウスクリーニング事業を引き継ぎ
現在、事業規模を引継ぎ時の4倍に成長させることに成功。

新築現場に一作業者として15年間従事していたため、現場での問題点や現場作業者の立場考え方を理解した上での会社経営を行う。

NTT在籍時代に培われたスキルを生かし、クレーム時の迅速な対応と適切なヒアリング
を得意とし、顧客満足度を高めるためのサービス供給を旨としている。
また、自身でも独自に研究を行い、理論的観点から汚れにアプローチするノウハウを多数
蓄積して現場に反映させている。

資格:2級ハウスクリーニング技士(H17.11社団法人 全国ハウスクリーニング協会(※))
※現:公益社団法人 全国ハウスクリーニング協会

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