2025-01-24
お風呂の換気扇は、湿気や汚れを排出し、カビや臭いの発生を防ぐ大切な役割を果たしています。
しかし、長期間掃除をしないまま放置すると、ホコリやカビが溜まり、換気能力が低下してしまいます。
結果として、浴室全体の湿気がこもりやすくなり、カビや悪臭の原因となることも。
本記事では、お風呂の換気扇を掃除しないとどうなるのか、そのリスクと影響を解説するとともに、効果的な掃除の手順とポイントについて詳しくご紹介します。
定期的な掃除で快適なバスルーム環境を維持するためのコツをぜひチェックしてみてください。
目次
お風呂の換気扇を長期間掃除しないと、湿気やホコリが蓄積し、空気の流れが悪くなるだけでなく、さまざまな悪影響が発生します。
特に以下の3つのリスクがあるため、定期的な掃除が必要です。
換気扇にホコリが溜まると、空気の流れが滞り、浴室内の湿気がこもりやすくなります。
その結果、壁や天井にカビが発生しやすくなり、不快な臭いやアレルギーの原因にも。
換気の効率を保つためにも、こまめに掃除を行いましょう。
換気扇にホコリや汚れが溜まると、ファンの回転に負担がかかり、異音が発生する原因になります。
「ゴォーッ」「カラカラ」といった異音が聞こえたら、換気扇の汚れが影響している可能性が高いため、早めの掃除を心がけましょう。
換気扇に汚れが蓄積すると、モーター部分に負荷がかかり、換気能力が低下。
そのまま放置すると、故障の原因となり、結果的に換気扇の寿命を縮めることにつながります。
長く快適に使用するためにも、定期的な掃除を行い、換気扇を清潔に保ちましょう。
お風呂の換気扇を定期的に掃除することで、浴室内の空気を清潔に保ち、湿気やカビの発生を防ぐことができます。
以下のメリットを知って、掃除の重要性を再確認しましょう。
換気扇が正常に動作することで、浴室内の湿気を効率的に排出し、カビや細菌の増殖を防ぐことができます。
特に湿気がこもりやすい冬場や梅雨の時期は、換気扇の掃除をこまめに行うことで、清潔な環境を維持できます。
換気扇が詰まると、湿気がうまく排出されず、壁や天井に結露が発生しやすくなります。
結露はカビの温床となるため、換気扇の掃除は湿気管理の基本ともいえます。
換気扇が汚れていると、換気能力が低下し、浴室内にこもった臭いや湿気がうまく逃げません。
定期的に掃除をすることで、空気の流れがスムーズになり、常に快適なバスルーム環境を維持できます。
お風呂の換気扇を掃除する際には、正しい手順と適切な道具を使用することが重要です。
以下のステップで効率よく掃除を進めましょう。
換気扇掃除に必要な道具を準備し、安全に作業を行うために以下のポイントを押さえましょう。
準備するもの
注意点
1.カバーを取り外す
ネジを外してカバーを取り、中性洗剤や重曹水で洗浄。
2.ファンの汚れを落とす
ブラシやスポンジでホコリを落とし、洗剤で拭き取る。
3.モーター周りの掃除
モーター部分は濡れた布で軽く拭き、水がかからないよう注意する。
掃除が終わったら、すべてのパーツをしっかり乾かしてから再度組み立てましょう。
水分が残っていると、カビや汚れが再び付着しやすくなるため、しっかりと乾燥させることが大切です。
また、換気扇の汚れがひどくなる前に、2~3ヶ月に1回の掃除を目安に定期的にメンテナンスを行うのがおすすめです。
こまめに掃除をすることで、ホコリや油汚れが蓄積するのを防ぎ、換気能力を常に良好な状態に保つことができます。
さらに、汚れがこびりついてしまうと掃除が大変になるため、日頃から軽く拭き掃除をする習慣をつけると、換気扇を清潔に維持しやすくなります。
定期的なメンテナンスを心がけ、快適な浴室環境を保ちましょう。
お風呂の換気扇は、湿気やカビを防ぎ、清潔な空間を維持するために欠かせない設備です。
しかし、掃除を怠ると換気効率が低下し、カビの発生や換気扇の寿命を縮める原因となります。
定期的に掃除を行うことで、空気の流れを改善し、快適な浴室環境を維持できます。
2~3ヶ月に1回の換気扇掃除を習慣化し、健康的で快適なバスルームを保ちましょう!
江上 孝明(エガミタカアキ)
株式会社調和プロダクトサービス代表取締役。
NTTに10年間在籍、1996年4月に同社を設立。
前職と全く異なる業界へ参入するも、高い手腕で取引先開拓を実現。
同社の前進となる事業にて、提携先の企業よりハウスクリーニング事業を引き継ぎ
現在、事業規模を引継ぎ時の4倍に成長させることに成功。
新築現場に一作業者として15年間従事していたため、現場での問題点や現場作業者の立場考え方を理解した上での会社経営を行う。
NTT在籍時代に培われたスキルを生かし、クレーム時の迅速な対応と適切なヒアリング
を得意とし、顧客満足度を高めるためのサービス供給を旨としている。
また、自身でも独自に研究を行い、理論的観点から汚れにアプローチするノウハウを多数
蓄積して現場に反映させている。
資格:2級ハウスクリーニング技士(H17.11社団法人 全国ハウスクリーニング協会(※))
※現:公益社団法人 全国ハウスクリーニング協会
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