2020-08-25
人工大理石のキッチンは、ステンレス製に比べておしゃれで高級感があるため人気を集めています。
ただし、デザイン性に優れたメリットがある一方、人工大理石は熱や調味料の汚れにより黄ばみが目立つケースが多いのが難点です。
キレイにお手入れしているのに、茶色く変色した人工大理石が元のように真っ白に戻らず、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、人工大理石の汚れの落とし方を紹介します。
間違ったお手入れ方法は逆に汚れを目立たせてしまうので、気をつけてくださいね。
目次
人工大理石は天然大理石と違い、酸性やアルカリ性の汚れに強く、コスト面も安いことから人気を集めています。
中でも人工大理石はキッチンに使用されることが多く、最近はシンク内の素材に選ばれる人が多いですね。
真っ白なシンクは誰もが一度は憧れますが、実際に使っていると「黄ばみ」や「傷」「茶色い小傷」といった汚れが目立ちます。
人工大理石の汚れが目立ちやすいのは、次のような理由が関係しているからです。
・天然大理石より素材が柔らかい(傷つきやすい)
・紫外線に弱い(紫外線を浴びると黄ばみやすい)
・銅製品のサビを受けやすい
お手入れ方法が難しそうな人工大理石ですが、日頃から汚れを目立たせない工夫をすることで、真っ白でキレイなキッチンを保てます。
人工大理石は、どんな汚れなのかで落とし方が変わってきます。
まずは基本的なお手入れ方法と、頑固な茶色汚れの落とし方の2点紹介します。
日頃からキッチンシンクを掃除する人は多いと思いますが、人工大理石は樹脂を多く使っているため、非常に傷つきやすいのが特徴的です。
そのため、お手入れする際は必ず「柔らかいスポンジ(メラミンスポンジ)」と「キッチン用中性洗剤」を使いましょう。
【人工大理石の汚れの落とし方】
1.乾いた布で人工大理石の表面を拭く
2.水で薄めた中性洗剤を汚れに塗布
3.スポンジで汚れを落とす
4.乾いた布で洗剤を拭き取る
5.お手入れした箇所を水拭き
6.乾いた布で水気を取り除く
茶碗洗いをするように、人工大理石にこびりついた汚れを優しい力加減で落とします。
汚れが落ちにくい箇所は、泡立てた中性洗剤で5分ほどパックするのがおすすめですよ。
人工大理石の汚れを放置すると、基本的なお手入れ方法ではなかなか落ちません。
黄ばみや茶色の汚れが目立ったときは、研磨成分のパーセンテージが低い洗剤を使用し、傷をつけないように優しく撫で洗いしましょう。
研磨率50%以上のクリームクレンザーを使って人工大理石を磨いてしまうと、表面が傷つきツヤを失う可能性が高いです。
クリームクレンザーを使う際は成分表記を確認し、研磨率20%未満のタイプを選ぶのがポイントです。
人工大理石の目立つ汚れを、ステンレス製シンクと同じようにお手入れしていませんか?
間違った方法で掃除し続けると、せっかくのツヤが失われてしまい、汚れが溜まりやすい環境を作ってしまいます。
人工大理石の汚れ落としで、気をつけて欲しいポイントを3つ紹介します。
漂白剤は染み付いた汚れを分解して真っ白にしてくれますが、酸やアルカリといった成分に弱い人工大理石への仕様は絶対に控えましょう。
人工大理石を漂白剤で掃除すると、表面が溶けてベタつきが目立ちます。
真っ白なキッチンを取り戻せても、時間と共に黄ばみやベタつきが浮き出てくるので、漂白剤の使用は控えましょう。
天然大理石に比べると酸性やアルカリ性に強いのですが、クエン酸やアルカリ電解水の使用は控えた方がいいでしょう。
酸性やアルカリ性成分が含まれた洗剤を使うと汚れは落とせますが、掃除した箇所だけザラつきが目立ちます。
人工大理石は柔らかい素材なので、少し擦ると汚れが落ちるケースもあります。
ただし、汚れを落とすために紙ヤスリや水垢落とし用のヤスリは、表面を傷つけてしまうため使用は控えましょう。
人工大理石はおしゃれな一方、汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。
毎日お手入れしていても、傷や調味料の色移りといった汚れが目立つでしょう。
自分で人工大理石の汚れを落とすには限界があるので、傷や変色が気になったときはクリーニングのプロへ相談することをおすすめします。
人工大理石のクリーニングを一度おこなうことで、新品のように表面がピカピカに輝き、傷の目立ちもありません。
傷がないことで、汚れ防止にもつながりますよ。
また、本物の大理石の場合、人工大理石よりもさらにお手入れが難しくなります。
大理石の汚れが気になる場合は、早めに掃除のプロに相談しましょう。
先日、御影石の養生テープ糊跡の除去を調和プロダクトサービスでも行いました。
以下から御影石の養生テープ糊跡の除去の実績をご覧ください
東京都 マンション共用部御影石の養生テープ糊跡の除去の事例はこちら
江上 孝明(エガミタカアキ)
株式会社調和プロダクトサービス代表取締役。
NTTに10年間在籍、1996年4月に同社を設立。
前職と全く異なる業界へ参入するも、高い手腕で取引先開拓を実現。
同社の前進となる事業にて、提携先の企業よりハウスクリーニング事業を引き継ぎ
現在、事業規模を引継ぎ時の4倍に成長させることに成功。
新築現場に一作業者として15年間従事していたため、現場での問題点や現場作業者の立場考え方を理解した上での会社経営を行う。
NTT在籍時代に培われたスキルを生かし、クレーム時の迅速な対応と適切なヒアリング
を得意とし、顧客満足度を高めるためのサービス供給を旨としている。
また、自身でも独自に研究を行い、理論的観点から汚れにアプローチするノウハウを多数
蓄積して現場に反映させている。
資格:2級ハウスクリーニング技士(H17.11社団法人 全国ハウスクリーニング協会(※))
※現:公益社団法人 全国ハウスクリーニング協会
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